世界遺産厳島神社のある宮島で、春の恒例行事「みやじま雛めぐり」が今年も開催されています。

期間中、宮島島内30カ所以上の場所でお雛さまが展示され、自由に見学して回れる雛めぐり。軒先に桜色の幟が出ている場所が目印です。

お雛さまは旅館や商店に展示されており、どこも無料で鑑賞することができます。

宮島歴史民俗資料館でも館内の受付向かいに飾られています。（資料館の展示物を見るためには入場料が必要になります）

宮島の旅館、菊乃家のロビーには大きく立派なお雛さまが展示されています。

大聖院の雛めぐり会場では、いくつものお雛さまがずらりと並んで見学者をお出迎え。

江戸時代に静岡県の大名家が所蔵していたものも展示。縁あって現在大聖院で所蔵されているそうです。

こちらの立派なお雛さまは明治39年、大聖院現住職の祖父にあたる75世恵光僧正の御内室の初節句を祝ったものです。

むかしの時代に造られたお雛さま。その当時の女の子を祝った雛人形が、今もこうして綺麗なまま残っている様子を鑑賞することができる行事です。

【みやじま雛めぐり】