[ 執筆者 ]
chief editor:F.ISHIOKA
広島の地域・観光メディアを複数立ち上げ、広島ナビゲーターとして活動しています。 読者の皆様が広島での観光やお出かけをする際、「旅やか広島」の情報を通じて幸せなひとときが創出できますように!と言う想いで日々執筆をしています。
宮島で最古の歴史を持つ寺院、大聖院で2015年4月15日(水)に「火渡り式」が行われました。
【火渡り式の様子】火渡り式は大聖院の年中行事として毎年春と秋に行われています。
(昨年秋の火渡り式の様子はこちら)
火渡り式で渡る火は、弥山で1200年以上燃え続けていると言われる霊火を檜のやぐらに移して燃やします。
白煙を上げて燃える檜の青葉の匂いは、厳島神社付近まで届くこともあります。
火の勢いが収まってくると炭を整え火渡りの準備に入りますが、その前にこの火を使ってカバンなどのお祓いを行います。僧侶の方にカバンを渡せばお祓いをしてもらえるとあって、見物客はどんどんカバンを手渡していました。
その後、大導師がお清めの塩をまき、儀式を行ったらいよいよ火渡りが始まります。
まずは大導師が渡り、僧侶・山伏・信者・一般参拝者の順に渡っていきます。
大導師によると、渡る前にお願い事をしておき、渡る最中はお経を唱えながら渡るとのこと。そして、足は洗わずに帰ることで御利益があるとのことでした。
希望すれば見物客も参加できるとあって、今年も長蛇の列ができていました。
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