広島県の湯崎県知事は2021年8月24日(火)の会見で、新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、国に対して緊急事態宣言を要請したことを明らかにしました。
以下、湯崎知事の会見内容をまとめました。

緊急事態宣言の要請について

広島県の感染状況は、1日300人を超える感染者が確認される日が続くなど急速に拡大しており、このまま感染拡大が続くと医療提供体制が危機的状況になることが懸念されています。
そのため、医療提供体制・県民の命を守るために、さらなる人流の抑制を実施し、感染拡大を終息させていく必要があります。
このことから、圧倒的な実行力を含めたさらなる強い対策を早急に実施する必要があると判断し、8月23日、国に対して緊急事態宣言を要請しました。
さらに、県外からの人流に起因すると考えられる感染が県内で多数確認されており、広島県単独での対策では限界があることから、県外への移動に対する強い抑制へ向けて、全国一斉の緊急事態宣言を国に提言しました。